資源地域
人間生活に必要な食料、材料、エネルギーが得られる地域であり、原始的な生活においては生存適地とその意味するところは変わらないが、工業や技術が発達により従来と異なる資源が必要となると、生存適地とは必ずしも一致しない(ex.砂漠の油田地帯)。
鉱物資源や石油に関していえば、資源地域は局地的に位置しており、文明の性格や技術レベルによってその重要性は大きく変化する。古代ヨーロッパにおけるフェニキア人にとっての銅の産地キプロス島や、近世ヨーロッパにとっての香辛料の産地インド半島などが例として挙げられる。
交通地域
生存適地の相互間、または資源地域との交通、輸送を行うために必要な経路であり、陸上、海上が主に考えられる(現代においては空路も重要な交通地域といえる)。陸上においては、山脈、砂漠、大河などは障害地域であり、これらの地理的な関係はその集団の他の集団との交易の可能性や、敵勢力から攻撃される可能性、また、技術伝播の可能性などに大きく影響する。
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たとえば、中国とインドは隣接しているが、境界に大山脈があるため、交流には大きな迂回の必要が生じた。海上輸送が主流ではなかったころはシルクロードが主要な交通地域の役割を担っていた。現代においては海上交通が高速化・制度化しており、陸路よりも重要なものとなっている。