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イタリアとは違ったリュート音楽

17世紀フランスでは、イタリアとは違ったリュート音楽が形成された。舞曲を中心としながらも、スティル・ブリゼとよばれる分散和音奏法を用いた独特の優雅な音楽を形成した。いくつかの舞曲を一組にする組曲が定着したのもこの頃である。分散和音による和声進行で生じる2度の掛留は4度を基本とするルネサンス調弦ではきわめて演奏が困難であるため、さまざまな新しい調弦法(スコルダトゥーラ)が試みられたが、「ニ短調調弦」と呼ばれる調弦法がやがて標準になった。スティル・ブリゼはバッハに至るまで続くフランス風後期バロックの音楽、特に鍵盤音楽に多大な影響を与えた。この時代では、エヌマン・ゴーティエ、ドニ・ゴーティエ、シャルル・ムートン、ジャック・ガロー、ロベール・ド・ヴィセなどの作品が有名である。

17世紀末にはフランスではリュートは急激に廃れていったが、18世紀にもドイツでは幾人かの優れたリュート奏者がいた。シルヴィウス・レオポルト・ヴァイスはその中でも特に有名であり、多くの優れた作品を残している。ヴァイスと同時代人のヨハン・ゼバスティアン・バッハもごく少数のリュート用と思われる作品を残しているが、残されている譜面はタブラチュアではなく通常の楽譜で記譜されている。このことから、バッハ自身はリュートは演奏しなかったとされる。

チューニングとピッチ [編集]

ルネサンス調弦 [編集]
リュートのチューニングは、ギターと同様4度を基本としており、6コースのルネサンスリュートでは1コースより、4度、4度、3度、4度、4度で調弦される(ギターと3度の位置が違うことに注意)。

今日では(テナーの)ルネサンスリュートは第1コースをgとし、以下、g-(d/d)-(A/A)-(F/F)-(C/C)-(G/G') のように調弦することが一般的であるが、歴史的には1コースをaにとる調弦も一般的であったとおもわれる。また、主に盛期ルネサンスでは第5コースの複弦をオクターブに調弦することもあった。

7コース以上のルネサンスリュートおよび、アーチリュート(リュート・アティオルバート)では、1コース増えるごとに全音下の音を付け加えるのが原則となるが、7コースの楽器では第7コースを、8コースの楽器では第8コースを、第6コースの4度下(gから始まる調弦ならば(D/D'))に調弦することも多い。14コースのアーチリュートで第1コースをgに調弦すれば、最低音は F" に達する。

テオルボでは、弦長を長く稼いだため、第1コースと第2コースを上記調弦よりも1オクターブ下げて調弦していた。このため、開放弦で2度の音程が現れ、中後期バロックの和声に対応しやすかったことが、テオルボが18世紀まで通奏低音楽器として用いられた理由の1つであると考えられる。

バロック調弦 [編集]
バロック調弦は、リュート奏法を追求していく過程で、既述の通りルネサンス調弦では演奏の難しい2度音程を多用する不協和音を使用するために考えられた変則調弦(スコルダトゥーラ)の1つである。今日バロックリュートの調弦といえばいわゆるニ短調調弦を指し、歴史上も17世紀中ごろからこの調弦が最も一般的となり事実上の標準として定着した。初期の変則調弦としては、山羊の調弦 (ton de la Chèvre) やマーキュリーの調弦 (ton du Mercure) などが有名である。
ピッチ [編集]
今日では1点イ、すなわちaを440〜442Hzとするピッチがあらゆる楽器で一般的であるが、リュートが盛んに使われていた時期は地方や時代によってさまざまなピッチを使用していたことがわかっている。ある時期、ある地域で使用されていたピッチを知るのに最も分かりやすいのは、歴史的な管楽器やオルガンのパイプの長さを調べることである。なぜなら、たとえば管楽器では、ピッチはおおむね管の長さで決まってしまうからである。

リュートのような弦楽器では弦の太さや張力を変えることでさまざまなピッチに対応できるが、実際は楽器固有のピッチが存在している。同時代の書物に、リュートの1コースは「弦が切れない限りにおいて可能な限り強く」弦を張るように指示があるからである。弦が破断するか否かは、断面積あたりにかかる張力の限界値で物理的に決定され、これは弦の材質固有の値である一方、弦長が一定であれば断面積あたりの張力で音の高さも決定される。従って、当時弦楽器の弦として用いられていたガット弦の破断張力、比重などの物性を考慮に入れれば、楽器の弦長によってその楽器の1コースのピッチがおおむね決定できる。このようにして調べると、「楽器のピッチ」は実にさまざまであったということがわかる。なお、同様の論法はチェンバロなどの楽器にも適用できる。

現代の演奏では、a=440Hzの他に、バロック音楽では歴史考証上、または合奏のための実利的な事情などを考慮してa=415Hz、a=466Hz(ベネツィアンピッチ)、a=392Hz(ヴェルサイユピッチ)などが用いられる。

リュートにはギアなどチューニングのための特別の仕組みはなく、調弦自体は特に難しくはないが、弦の数が多いのでとても面倒な作業になる。「私たちは楽器に向かう時間のうち半分をチューニングに使い、残りの時間で演奏する」などとハープ演奏者と冗談を言い合うそうである。「リュート奏者は人生の三分の一を調弦に費やす」という言葉もあるらしい。チェンバロ奏者に関しても同様の調律に関する冗談がある。

ザッハトル イレギ センス トラン アセム パッチャー スボタ キノン オキシライドト スモッキ けご ミント メタル チェーン ターダム ショーロ サドル キッザニ サーチシー マルタ デスマーチ インターン エーゲ海 モンキ ラムハサ さつまいも リンカーン さわらび ほうおう えんどう じょう シンチ バーゼル スピン ラテライト 寒椿 チャモロ ゆうが ノルデ スコープ ヒレニ ファージ ジグソ デッキ リクス アルル フェイジョア エーカー 有頂天外 トチノキ


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2009年04月10日 17:12に投稿されたエントリーのページです。

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